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2008年7月22日 (火)

ライオンの汗

夏、真っ盛りですね!

連日、35度近い真夏日が続いています。

暑いです。

蒸し暑いです。

まわりのスタッフは、汗をかきまくりながら
働いています。

暑いようですが、気持ち良さそうです。

さわやかな労働の汗、って感じです。

それに対し私は、汗がほとんど出ません。
汗っかきではないようなのです。


人間には、汗かきとそうじゃない人がいますが、
動物たちの“汗事情”はどうなっているのでしょうか?

20080722_2



ライオンやキリンたちは、
もともとアフリカの大地で暮らしています。

そんな暑いなかでも、
汗をビッチョリかいたライオンやキリンを
見たことがありません。

なぜなんでしょう??

もちろん、アフリカは湿度がそんなに高くなくて、
日本に比べると体感的には暑くないからでしょう。

しかし、日本にいるライオンやキリンたちも、
夏に汗をダラダラと流している姿は見ません。

なぜでしょう?

謎は深まるばかり・・・


汗には大きく分けて、2つの働きがあります。
1つは、体温調節のための汗。
もう1つは、ニオイを出して、存在を表現するための汗です。
汗の出る場所を、汗腺(かんせん)といいます。

人間の場合、体温調節のための汗腺がほとんどで、
ニオイの汗腺は少ないのです。

暑ければ、体温調節の汗腺から汗を出すのです。

人間は汗が出なければ、体温が上がりすぎて
命を失う可能性もあるくらいです。

動物の場合、体温調節のための汗腺は少なくて、
ニオイの汗腺が多めです。

ですから、暑くても汗が出にくいのです。

そのため汗をダラダラとかく動物を見かけないのです。


ではどうやって動物たちは、体温調節をしているのでしょう?

動物によってさまざまです。

犬の場合は、舌をだしてハァハァと呼吸をすることによって
体温調整しています。

ゾウの場合は、水浴びや耳をパタパタすることによって行います。

ライオンの場合は・・・・・・動きません。
暑いときは、活動を控えます。
寝てます。
さすが百獣の王の余裕。

ちなみに、ウマは体温調節の汗をかきます。

ですので、一般的に動物たちが汗をかいているのは
体調不良の証拠になります。

動物の体にふれて少し湿っぽい時や、
犬やネコの毛並みが湿っぽい時などは、注意が必要です。

ハムスターが、見た目が
いつもより小さく感じる時も発汗の合図です。



動物園のみんなで作業をしていると、
まわりのスタッフは汗をダラダラと流しています。

ベテランスタッフの1人が、私に
「先生!楽したらダメだよ!汗も出てないじゃないか!!」

実際、私だけが汗を流していませんでした。

「どんなに働いても、汗が出ないんですよ。働いてますよ」
と答えました。

すると「言い訳してもダメだよ。休んでるの見てたよ」


見られてました・・・


休憩してました。


ライオンのマネをしていました。
暑い時は、活動しない・・・ってことを。

さすが、ライオン担当のスタッフ!
ライオンの行動を良くご存知です^_^;

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コメント

初めまして。
いつも楽しく読ませていただいてます(^_^)

この間、先生の講演に初めて行きましたが、楽しくてあっという間の時間でした。また機会があったら行きたいですo(^-^)o

私はサファリ(動物)が大好きで、年に1度は必ず行ってます(^O^)ホントは四季を通して、動物達を見に行きたいんですが、なかなか…
我が家でも猫を飼ってるんですが、毎日表情が変わるので見てて、「今日は機嫌悪いな」「何を考えてるのかな?」とか…表情を見ながら楽しんでますが、実際には違うコトを思ってるのかもしれませんが(笑)
そう考えると、たくさんの動物達を相手にしてる神田先生は、毎日が楽しいだろうなぁ〜でも、大変だろうなと思ってます(^O^)

これからも、身体に気をつけてガンバって下さいねm(__)m

>ルカちゃん
毎日が暑いです^_^;
仕事は楽しいですよ。
楽しいのは、動物やスタッフに恵まれているからでしょう。
今後も頑張ります!

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