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ホーム > 健康トピックス > 2007.4 「健康食品」は法令違反の巣窟?

東京都が行なった平成18年度健康食品試買調査の結果が、平成19年3月30日に報告されましたが、「健康食品」161品目中123品目に表示等の法令違反が見つかったとのことです。

                                 ケンコーコム薬剤師 中山 美紀

調査対象商品は東京都内の薬局・薬店、百貨店等の健康食品売場や、インターネットなどの通信販売で販売されている、ダイエット効果や男性機能の向上を標ぼうする製品、ビタミンの含有を強調している製品(以下「ビタミン含有強調製品」という。)です。

その結果、表示・広告の検査を行った161品目中123品目に法令違反がありました。
・購入時に法令違反の可能性が高いと判断された、ダイエット効果や男性機能の向上を標ぼうする製品では、111品目中93品目で表示等に法令違反
・ビタミン含有強調製品(VB1,VB2,VC,VE)では、50品目中30品目で表示等に法令違反

また、栄養成分の検査では、実際のビタミンC含有量が表示量に対して許容範囲(栄養表示基準に定める範囲)を下回るものが1製品 、男性機能の向上を標ぼうする6製品からシルデナフィル等医薬品成分が検出されています。

違反のあった製造者等に対しては改善指導を行うとともに、他の自治体が所管する事業者については情報を提供し、指導等を依頼しているということです。
また、「医薬品成分が検出された製品情報」については既に公表済みです。
医薬品成分(シルデナフィル及び類似成分)が検出されたいわゆる健康食品について

具体的な違反例は下記の通りです。

☆表示・広告に関する主な違反事例

●ダイエット効果や男性機能向上等を標ぼうする製品
【医薬品的な効能効果を表現した事例(薬事法)】
 「不老不死の霊薬」、「赤血球を正常に戻し白血球をも大きくする真の血液浄化」、「はながスッキリ」、「制癌作用や殺菌作用、生活習慣病の改善に有効な事で知られています。」、「アンチ・エイジング(老化対策)」、「すり減った関節そのものを改善するという画期的な効能」
【誇大な表示や栄養機能食品(※1)以外の機能を表示した事例(健康増進法)】
 ・誇大な表示
 「運動不足で痩せにくい方」、「肥満防止食品」、「目標-5kg」、「コレステロール低下作用がある(特定保健用食品(※2)の類似表現)」
 ・栄養機能食品以外の機能の表示
 「美しくありたい方に」
【表示の根拠となる文献・データが無いか、不十分であった事例(景品表示法)】
 「わずか数滴、一日数回の飲用で老化防止、若返り、生体の防御機能を強化」

●ビタミン含有強調製品
【医薬品的な効能効果を表現した事例(薬事法)】
 「毎月の女性だけの悩みにサヨナラ」、「女性特有の毎月の不快感でお悩みの方に」「ANTI-AGING」「肌年齢気になる方」「エネルギー産生や他の酵素の働きに欠かせない」
【誇大な表示や栄養機能食品以外の機能を表示した事例(健康増進法)】
 ・誇大な表示
 「血圧や糖分の気になる方に(特定保健用食品※2の類似表現)」
 ・栄養機能食品以外の機能の表示
 「毎日の美容にお役立てください」
【表示の根拠となる文献・データが無いか、不十分であった事例(景品表示法)】
 「強力な抗酸化作用で、眼イキイキ!」

※1 栄養機能食品
健康の維持等に必要な栄養成分(ミネラル、ビタミン)の補給を主な目的として摂取する人に対して、特定の栄養成分を含むものとして、定められた基準にしたがってその栄養成分の機能を表示している食品
※2 特定保健用食品
身体の生理学的機能等に影響を与える保健機能成分を含んでおり、血圧、血中のコレステロール、おなかの調子が気になる人が、健康の維持増進や特定の保健の用途のために利用する食品。国において個別に生理機能や特定の保健機能を示す有効性や安全性等に関する科学的根拠に関する審査を受け、許可が得られてはじめて許可をうけた内容の表示ができる。