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ホーム > 健康トピックス > 新型インフルエンザ―家庭でできるパンデミック対策

にわかに緊張感を増してきた新型インフルエンザの発生。それは、「起こるかもしれない」ではなく、「いつ起きるか」です。
新型インフルエンザが発生した場合、その世界的大流行(パンデミック)は避けられません。

                                   ケンコーコム薬剤師 中山美紀

★新型インフルエンザは何故怖いのか

何故、これほどまでに新型インフルエンザが世界的に警戒されているのか。その理由は「感染率が高く、致死率が高い」からです。

新型インフルエンザウイルスは鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が変化したものです。

H5N1型鳥インフルエンザウイルスは、鳥から鳥への感染から、現在では鳥からヒトへ感染している例が報告され、多数の死者を出しています。
【参考】最新の発生状況(国立感染症研究所 感染症情報センター )

そして、これがヒトからヒトへ感染するウイルスに突然変異したものが新型インフルエンザウイルスです。

このウイルスに対して、ヒトはもともと免疫を持っていないため、ウイルスに暴露すれば100%感染します。
また、このウイルスは飛沫・空気・接触による感染で広がっていく特長を持っているため、一度発生すれば、たちまちパンデミックの発生になると考えられています。

また、H5N1型鳥インフルエンザウイルスは非常に強毒性で、ウイルスが血流に乗って全身にまわり、全身感染を引き起こします。致死率は60%以上と極めて高く、肺炎が主な死因となっています。

さらに、抵抗力の高い若い世代では、免疫系が過剰に反応する「サイトカインストーム」を起こしてしまう可能性があると考えられ、最終的に重症肺炎や多臓器不全を起こして、死に至ることも多いと推測されています。
実際に、このH5N1型鳥インフルエンザウイルスに感染した事例でも若い世代での犠牲者の割合が多いことが報告されています。

★新型インフルエンザに特効薬はありません

そして、もうひとつの問題は新型インフルエンザに特効薬がないことです。

現時点では抗インフルエンザ薬のタミフルが、新型インフルエンザの重症化を防ぐだろうということで、WHOで推奨されていますが、実際に新型インフルエンザに対するデータはない状況です。
また、ワクチンも実際に新型インフルエンザが発生してから半年から1年たたないと国民に接種できません。

ですから、とにかく、ウイルスに感染しないようにすることが大切なのです。

★新型インフルエンザ発生前に家庭ですべきこと

I うつさない配慮を

感染をひろげないためには、まず、感染した本人が他の人にうつさないように配慮することが大切です。
新型インフルエンザに対する対策は通常のインフルエンザ対策の延長線上にあります。熱、咳、くしゃみ等の症状のある人には必ずマスクを着けてもらうこと、このような人と接する時にはマスクを着けることが大変重要です。咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は直ちに洗うことも必要です。(「咳エチケット」を参照)外出後の手洗いを日常的に行い、流行地への渡航、人混みや繁華街への外出を控えることも重要です。

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咳エチケット

*咳・くしゃみの際はティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ1m以上離れる。

*呼吸器系分泌物(鼻汁・痰など)を含んだティッシュをすぐに蓋付きの廃棄物箱に捨てられる環境を整える。

*咳をしている人にマスクの着用を促す。
マスクはより透過性の低いもの、例えば、医療現場にて使用される「サージカルマスク」が望ましいですが、通常の市販マスクでも咳をしている人のウイルスの拡散をある程度は防ぐ効果があると考えられています。
一方、健常人がマスクを着用しているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではないことに注意が必要です。
*マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用する。
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II 家庭での備蓄 食料と日用品

パンデミックは世界的なものですので、輸入が減少したり停止することによって、種々の生活必需品も不足して、手に入らなくなることがあります。
パンデミックになると、生活に欠かせない活動にも影響が出ることも想定されますし、感染を防ぐためには不要不急の外出をしないことが原則です。
そのため、ご家庭では災害時と同様に外出しなくても良いだけの最低限(2週間程度)の食糧・日用品等は準備しておくのがよいでしょう。

また、パンデミックになると病院も患者さんがあふれかえっています。軽度の新型インフルエンザや、その他の軽い病気や怪我は、家庭での介護となります。
そのための薬や持病の薬の備蓄も必要です。

○食糧(長期保存可能なもの)の例
・主食類

乾麺類(そば、ソーメン、うどん等)
切り餅
コーンフレーク・シリアル類
乾パン
各種調味料

・その他
レトルト・フリーズドライ食品
冷凍食品(家庭での保存温度ならびに停電に注意)
インスタントラーメン
缶詰
菓子類
ミネラルウォーター
ペットボトルや缶入りの飲料

○日用品・医療品の例
・常備品
常備薬(胃薬、痛み止め、その他持病の処方薬)
絆創膏(大・小)
ガーゼ・コットン(滅菌のものとそうでないもの)
解熱鎮痛剤(アセトアミノフェンなど) 薬の成分によっては、インフルエンザ脳症を助長する可能性があります。購入時に医師・薬剤師に確認してください。

・対インフルエンザ対策の物品
マスク
ゴム手袋(破れにくいもの)
水枕・氷枕(頭や腋下の冷却用)
漂白剤(次亜塩素酸:消毒効果がある)
消毒用アルコール

・通常の災害時のための物品(あると便利なもの)
懐中電灯
乾電池
携帯電話充電キット
ラジオ・携帯テレビ
カセットコンロ・ガスボンベ
トイレットペーパー
ティッシュペーパー
キッチン用ラップ
アルミホイル
洗剤(衣類・食器等)・石けん
シャンプー・リンス
保湿ティッシュ(アルコールのあるものとないもの)
生理用品(女性用)
ビニール袋(汚染されたごみの密封に利用)

下記、新型インフルエンザ専門家会議によるガイドラインをご参照ください。

個人および一般家庭・コミュニティ・市町村における感染対策に関するガイドライン(PDF:328KB)